2010年07月09日

四畳半神話大系の事とか

最終回見たのでなんとなく。

すごく面白いアニメでした。


以下、見た人にしか解らんネタバレ込みの感想です。



なんつーか、見事なシリーズ構成と言う他無いです。1話たりとも無駄な回が無い。10話目までの積み重ねが大きな物となってるのを感じました。

細かい伏線やギミックもさる事ながら、なによりも小津に出会って振り回され、無意義な時間を不満たらたらで過ごしてきた9話までがあり、誰とも関わらない事を選んだ10話があったからこそ、11話で彩りに溢れる他の世界を羨み、たった一人の親友を想って涙を流すシーンに共感できるってもんです。
実に巧い作りだなぁ、と感心。

最初は全く共感する余地の無かった主人公に、いつの間にか共感してしまっていた事に気付いた時は驚きました。数話みた段階ではただ鬱陶しいだけだった主人公を取り巻くキャラクター達にすら、愛おしさを感じるんです。四畳半を脱出し、橋の欄干から望遠鏡で一人一人を見るシーンでその感覚はMAXに。

そして小津の名前を叫びながら様々な世界の「私」が小津の元へ走る。服が脱げたり超ジャンプしたり何かもうメチャクチャですが、ここまできたら細かい事はどうでもいいのです。ただただ親友の元へ辿り着くだけです。


その後橋から落ち、足を折って入院した小津。その小津を見舞いがてらに小津が秘密にしていた彼女の話をネタにからかう主人公。端から見ても主人公が優位に立ってます。
小津に「何故自分に興味を持つのか」と尋ねられ、最後に主人公が妖怪スマイルを浮かべながら小津のキメ台詞を引用。

「俺なりの愛だ」
2010.07.02.14_32_51.jpg

ここはスタッフの原作解釈に驚かされましたね。
原作では最終話以外、各章の最後に

小津は例の妖怪めいた笑みを浮かべて、へらへらと笑った。
「僕なりの愛ですわい」
「そんな汚いもん、いらんわい」


というやりとりがあるのです。

原作の最終話のラストでもアニメと同じく主人公と小津のセリフが逆転してるのですが、主人公の笑い顔は「にやりと笑みを浮かべた」としか表記されてないのです。主人公の「にやり」を妖怪めいた笑みと解釈したあの演出は良い意味で予想外でした。

「私」と小津のこれからを想像させられるようなラストシーンの後、EDとして流れるOP。演出にそつがなさすぎます。


しかしまあ、原作より主人公が前向きですね。
原作では無意義な暮らしを「それもいい」と許容した感じでしたが、アニメでは無意義な暮らしを全力で楽しみ始めてます。もはや小津です。そして小津からしたら、自分の秘密をあらかた知っている上にやたら自分に興味を持つ妖怪の様な男に見えるわけで。妖怪のような笑顔にも納得いくというもの。橋の欄干での出会いが、小津にとって「私」とのファーストコンタクトでありワーストコンタクトになったわけですね。
いやはや、何度も言うようですがお見事でした。


まだ見終わったばかりで熱がさめやらぬので客観性には欠けますが、これだけ手放しで褒められるアニメは初めてかもしれません。


posted by ファッケージ at 00:05 | Comment(2) | TrackBack(0) | アニメ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

おかげさまで借金200万、完済しました!
まさか女性とSEXするだけの仕事があるなんて。。。

営業の仕事を辞めて、こちらに転職して正解でした(^_^)/
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Posted by おすすめですよ at 2010年11月01日 06:17

尺八してもらったけどありゃたまんねーな!!
ジュパジュパ凄い音させながら吸いつかれて、30秒で発射しちまった(笑)
しかもオレ、女にお任せして寝てただけなのに5マソも貰った件wwww
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Posted by 吸引力の変わらないただひとつの… at 2011年07月30日 03:42
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